租税の思想史⑤ドイツ

 ドイツでは行きすぎた個人重視より共同体、国に価値をおき、貧富の格差を解消せんとした。  個人の弾圧に傾く危険をはらみつつ。  ドイツは多くの国は多くの国に別れており、その中のプロセインが統一国家を形成していった。新興国として、形作られていく。  戦争のために税制度を改革していく共通項は英仏とあるにしても、違いがでてくるのはおもしろく。  ロックやホッブス、ルソーでは…

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租税の思想史④英仏とドイツ

イギリスは国王制はクロムウエル時代はともかくとしてなくならなかった。 フランスは英国などを相手とする対外戦争の戦争費調達の課税を、契機に革命が起きて 国王が処刑される事態になり 逆に王制は今残っていない。 自由が追求されるなか、 パリにはさらに貧困民が 溢れることとなる。  イギリスのホッブスやロック、フランスのルソーやモンテスキューが、当時のパリを みたらどう思うだ…

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宗教改革と近代科学革命

租税の歴史のワークショップをする一方で、このテーマで ワークショップを行った。  ここまで遡らないと近代市民革命や税の起こりについて 理解を出来ないのではないかと思う。すると仏教とキリスト教の比較まで話は進み、 宗教を取り上げた小説を紹介するワークショップを始めた。五月にそれを行うつもり。  そこで自分がはなすことば、もらう言葉を濾過すると 人と人が話すよすがが、現れると思う。

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