井枝尼 理出亜  理想の副作用

井枝尼 理出亜  理想の副作用  井枝尼 理出亜のゲームをし、アニメを、小説を読む。傍らに、政治理論誌 組合の機関紙が広がる。  欧米から幼少帰国し、地獄を見る。この国に絶望する。社会に、言葉に民族に、組織に。組合活動や政治理論にとらわれ、社会的実務能力、 社会コミュニケーション能力を身に付ける機会を失う。それ以前に人としての、言葉、生きる力、信頼して愛する力を身に付けることが …

続きを読む

井枝尼  理出亜 小説:架け橋を紡ぐ者

小説:架け橋を紡ぐ者 井枝尼  理出亜  世界を見つめれば、流れる血が見える――幼い頃に井枝尼(いえに) 理出亜(りであ)はそう呟いた。児童養護施設に預けられた彼女の手には、いつも古びた聖書と資本論。ほつれた表紙からは、先人たちの思想が今にも零れ落ちそうだった。  施設を出て以降、理出亜は多様な場所に同時に存在するかのように、不思議な足取りで生き続けている。東京の片隅のビルで見かけた…

続きを読む

AIと物語

AIと物語   AIロボットを、物語のキャラクターやゲームに主人公にしたい。作った考え、芸術作品を独立した人間が作ったように扱い世に 広めたい。  架け橋プロジェクトで、中世哲学とデータサイエンスを組み合わせ地域づくりを考えることを考えている。その中で物語を作る 大切さを私の作ったAIとの会話の中で見出し始めた。まだ先はある 聖書 …

続きを読む