『時間というコンパス――鎌倉から小田原へ』井枝尼理出亜の小説、
『時間というコンパス――鎌倉から小田原へ』
私は、鎌倉から小田原に向かいます。
朝でも夜でもない、
一日の輪郭がほどけていく時間。
ホームには、かすかに潮の匂いが残っている。
電車は、時間通りに来る。
正確で、無機質で、
それでも人の生活を確かに運んでいる。
鎌倉市
人口 約17万人
高齢化率 約31%
その数字は、
街の静かな呼吸のように、
ゆっく…
あたたかいまちをつくりたい
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